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呼継ぎ

呼継ぎ

呼継ぎとは、
異なる陶片を継ぐ繕い技法の一つです。

フランスアンティーク の器
色も柄も形も、そしてその割れ方も違う、
二つのプレートを合わせました。
段差の凹凸をなくすために、研ぎと塗りを何度も繰り返しています。


それぞれの異なる形状、時代、素材、産地
ピタリと合うはずがないもの同士を、そのズレやギャップを埋め、
補い合い、整え、接着面を滑らかにしていくこが呼継ぎの醍醐味。

人生における、パートナーとの関係性にも共通することがあり、
結婚の記念品や、贈り物に選ぶ方もいらっしゃいます。
日本の美濃地方では、呼継ぎの器は「一度くっついたら離れない」という理由で、嫁入り道具には欠かせないものとなったとも言われています。



こちらは、バカラのグラスに、
九谷焼の赤絵陶片を合わせました。

Yobitsugishi is a repair technique for joining different pieces of pottery.

Two antique French plates with different colors, patterns, shapes, and even cracks are joined together.

They are polished and painted repeatedly to eliminate unevenness.

The best part of Yobitsugishi is filling in the gaps between pieces that do not fit perfectly, but have different shapes, eras, materials, and places of origin,

complementing each other, adjusting them, and smoothing the adhesive surface.

It can also be related to relationships with partners in life, and some people choose it as a wedding memento or gift.

In the Mino region of Japan, Yobitsugishi pottery is said to have become an indispensable part of a bride’s dowry because “once they are stuck together, they will not come apart.”

2:Baccarat glass is paired with a piece of red-painted Kutani ware pottery.

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