漆について②

◎「クロメ」と「ナヤシ」
漆の木から採集した樹液は、そのまま使用できるわけではない。

漆が塗料として役に立つものになるまでには、いくつもの過程が必要とされています。

「クロメ」
<アラミ> 木から採集したばかりの天然の漆液
<生漆(きうるし)> アラミのごみを濾過した状態の漆液(乳白色の油状の液)

生漆中の水分を抜いて、半透明の状態にする事を「クロメ」るという。

「ナヤシ」
「クロメ」るために太陽熱か炭火で漆の水分を蒸発させながらゆっくり撹拌するが、
その撹拌作業の事を「ナヤシ」という。
撹拌を続ける事で、次第に漆の表面に光沢が出てくる。

「クロメ」と「ナヤシ」は二つの事を同じ作業で行っている事になる。

天然の漆をこのように加工する事を「精製」という。

参照:うるしの話 松田権六著 岩波文庫

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