二十四節気 立春

立春

清々しい朝。

普段使っている、漆やお道具にも感謝して、
この一年も宜しくお願いしますとご挨拶。

昨晩は、
穴八幡宮様よりいただいた、
一陽来復のお札を貼るために、神様との約束すなわち自分との約束、
自分との誓いを果たすため、普段よりも夜更かし。

目の前のやるべきことをやり続けることの先に未来があると信じています。

さて、本日の写真は、漆掻きを終えた漆の木。
漆の木

漆の樹液は、傷が入った箇所を癒そうと、
漆の木自身の自己治癒力によって滲み出るもの。
漆の一滴は血の一滴とも言われるくらい。
そう思うとあらためて、無駄にはできません。

金粉もそう。

ここのところ、価格もどんどん値上がりしている金。

本金だけではなく、
同じように金色に仕上がるものには、
・真鍮粉
・ブロンズ粉
などお求めやすい代用金もお選びいただけます。

いずれにせよ、
本漆の金継ぎは、限りある資源をつかわせていただいているということです。

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